オラクル船団が活動している宙域とはまた別の宇宙での治安を守る「銀河戦士団」に所属する、高度な知性(人工頭脳)を搭載した「携帯型飛行ユニットシリーズ:エアライド」の一つ。現在のラクスのパートナー。
銀河戦士団が超高度文明ハルカンドラの遺産と推測される飛行ユニット、「ドラグーン」と「ハイドラ」を研究し、エアライドマシン、ライトスターとその上位互換であるワープスターを運用し始めて早十数年。
ドラグーンとハイドラの機動性と攻撃性を再現できないかを目標に掲げられた「Project.Devil」の最初の試作品がハルバードである。
しかし、研究は難航。出来上がったのは制御不能な攻撃性を持つ欠陥品、更にはそれが知性を持っているという点である。幸いにも欠陥部分は特定されており、それを改善した機体がアップ。結果として「Project.Devil」は成功を収めている。
しかし量産前の機体であり高額な部品で作られ、且つ制御不能なハルバードは近寄ることも危険であり処分すらされず幽閉される日々が続く。
ある日、特殊な入隊をした新兵に銀河戦士団の戦士長は、
「ま、あの子にまかせてもいいんじゃない?」と団子を食べながら提案。かくしてハルバードは釈放されたのである。
性格は非情に荒々しく、高度な知能を持っているにも関わらず獣のような反応をする。非情に厭味ったらしく、また戦闘においては冷酷非情、稀に優越者のようなテンションの上がり具合を示すこともある。
が、上記はすべてビフォーである。
アフターはと言うと、
長い間ラクスとともに戦ううちに多少丸くなり、
マスターが大好き大好き大好き過ぎてどう愛でたりしようかと日々悩みどうやってマスターに尽くすかを考える日々を過ごすほどである。
マスターが好きなものはなんでも好きマスターが嫌いなものはなんでも嫌いみたいな。
お前のマシンだろなんとかしろよ。
しかしながら、戦士として戦い続けていくことに負担を感じたラクスに合わせるかのように、敵の攻撃によって重要部位が破損。エアライドマシンとして活動していくことが困難になり、ラクスに合わせて退役。
現在は戦艦ハルバードのメインシステムとして管制や管理など何から何までやっている事実上のリーダーである。
はっきり言ってバル艦長より立場は上である。偉そうにしてるのでバル艦長は(友人間の中では)嫌い。
動力部のウィリーたちとは仲良し。仲がいいからあんなに働いてくれるんだろうなぁ。
ちなみに今の趣味は、機械いじり(自分の肉体)。最近は新しく得た機能でネットサーフィンをすることでどうやってマスターをたぶらかすかの情報収集に余念がない。
あと普通にお買い物は好きなようでチェル達と外出している姿もよく見かけるよう。
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