遠く。遠く。ずっと遠いあの地平線へ―――。

「たしかにこの身体は他人の物だ。だが頭を使えばフォローは効くものさ。」
名前 ロキ
出典 黄昏の輪廻(オリジナル)
ジャンル 一次創作・オリジナルキャラ・キーマン
プレイスタイル 氷結特化ダブルセイバー
種族 ヒューマン♂
クラス:活動帯 ファイター:SH/フォース:H
所属チーム LowAngle
ある目的の為に、とても長い、気が遠くなるような時間をかけ「あること」を成そうとしている「怪しき者」こそがロキ。

騙すことや欺くことに特化して伝承に残っているが、事実その通り。
本当のことをや嘘のない気持ちから口車に乗せ、望んだ相手を自由自在にあやつってしまう天才ある。

「別の世界」で再び生を受けた時は、どこぞのゲームで言うところの所謂スライム程度のもの存在として生まれた。
神々と呼ばれた神代の存在がスライム程度となってしまうなんて、お笑いにも程があると思わないでもないが、この時はそう思えなかった。なぜなら「そう思う記憶が無いからだ」。
そうして何度も何度も死んでは生まれを繰り返し何度「輪廻」したかわからないその何度目か。異変は起きた。
「輪廻転生」というシステムは完全ではないのだ。ゆでたまごの殻をはがし、綺麗にしてから次の命に転生させる。もし、このシステムを管理する「神(もの)」が殻を剥がし忘れていたら?
次に生まれた時はウィスプ(火の玉)だった。ただ違うのは、よりにもよって「神代の頃の記憶」を持っていたことである。

本来であるならば敵であるはずの巨人の血を引きながら、神々の住まう都アスガルドに住みつき、悪さやトラブルメーカーながらも、神々に貢献したというロキ。
神々の長であるオーディンの信頼を得つつ、ロキはフレイとフレイヤ兄妹と出会う。
戦いや、トラブル、そして日常を過ごすうちに彼らは親友と呼べるまでになり、3人がいつも一緒、そんな時間が続くかと思われた。
しかし、時が経ち、巨人族側に立つことを強制されアスガルドを泣く泣く進行するはめになり、アスガルドの神々と相打ちになったという。
無念だ、とても無念だ。こんなの納得できるはずがない。

記憶を取り戻した火の玉は、決意した。もう一度「あの時間の再現」を。
ロキは過去の知識から術式を組み上げ、人から人へと乗り移っていったのだ。
時を越え、姿を変え、世界を渡り、探し続け、二人を。
そして見つけた1人は遠い世界、もう一人は「この世界」。フレイとフレイヤの輝く魂を抱くものを。
しかし問題があった。自分が世界を渡るのは大したことではない、他人を世界の枠組みを超えて「喚び出す」事は膨大な魔力が必要であり、それは一般人や多少名のあるような魔術師を乗り移ってきたロキには難しいことだった。
それこそ神代の時代の神々のクラスの魔力量でなくては。 しかしその問題も解消された。
さすがブリーシンガメンの加護を受けた魂、魔力を使用しない世界でのフレイヤの生まれ変わりの肉体は魔力で満ち満ちていた。この体を使えば。
そう言えば今の体は女性だったな、コレは都合がいい。
「そうだろう?"我らが妹よ"」

ロキが使用するのは「可憐のもとの肉体」。魔力を溜め込むことが目的なため、魔力が大量に必要な魔法は使用しないつもりらしい。
喧嘩で鍛えてきた肉体は、打撃攻撃に置いても優秀な評価で、そこに魔法が使えるような神代の魂がうまく使えば逸材へと変貌する。
オラクルでの彼はダブルセイバーという両刃剣という物を扱い、ロキが得意とする冷気をまとわせて攻撃を行う。また回復魔法も合わせて使えるようだ。


ここまで書いておきながら、現在可憐とは友好的な関係を築けているようだ。
最初はロキは自身の目的のために、可憐は肉体を取り戻すために幾度ともなく衝突したが、なんというかこう、
ロキは可憐と協力すればよかったのでは……に落ち着き、
可憐は神代のフレイヤの時の記憶を取り戻しあんまり敵対する気がなくなってしまったのもあるが、何よりも「長期間女性で居たせいで女性に馴染んじゃってる問題」が大きい。
現在のロキは可憐の通う学校で可憐の双子の兄という立場で「岩城」という名前で数学の教師をしている。当然可憐のそっくりさんということで話題を集めているが、まぁうん、肉体に関しては本人なんだよなぁ(白目

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